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令和6年(2024年)6月20日(木) / 日医ニュース

未来医師会ビジョン委員会答申「若手医師の期待に応え続けていく医師会のあり方」

令和4・5年度会内委員会答申・報告書(全文は日本医師会ホームページ「メンバーズルーム」に掲載)

未来医師会ビジョン委員会答申「若手医師の期待に応え続けていく医師会のあり方」

未来医師会ビジョン委員会答申「若手医師の期待に応え続けていく医師会のあり方」

 未来医師会ビジョン委員会はこのほど、会長諮問「若手医師の期待に応え続けていく医師会のあり方」に対する答申を取りまとめ、小柳亮委員長(新潟県医師会理事)並びに土谷明男副委員長(東京都医師会副会長)より、松本吉郎会長に提出した。
 本答申は、昨年9月に提出された中間報告を踏襲する形で作成され、大きく五つの章で構成されている。
 第1章「日本医師会の歴史と未来医師会ビジョン委員会」では、医師や国民に医師会の存在意義と歴史に関して理解してもらうことの重要性やこれまでの同委員会の活動等について、まとめられている。
 第2章「若手医師が期待するもの」では、松本晴樹前新潟県福祉保健部長(現厚生労働省医政局地域医療計画課医療安全推進・医務指導室長)の講演等を参考に、若手医師の特徴や若手医師の視点から見た医師会の活路についてまとめられている。
 第3章「若手医師の期待に応える活動を続けるためには何が必要なのか」では、若手医師の期待に応えるための活動として、若手医師向けの研修制度や海外留学制度の創設、会員情報管理システムの活用方法などについて提言されている。
 第4章「若手医師の期待に応えること、医師会組織強化、日本の医療体制強靱(きょうじん)化の三つは同義である」では、医師会の組織強化について取り上げ、勤務医を取り巻く環境の最適化への支援や、日本医師会がわが国最大の医局として、全国の勤務医をサポートするための体制の構築などについて提言されている。
 第5章「若手医師や国民に向けた新時代の医師会広報のあり方」では、広報専門チームの創設、若手医師の活躍の機会を設けること、若手医師を対象とした表彰制度を創設することなどが提案されている。

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