医師のみなさまへ

2024年5月1日

JMAT携行資器材リストについて

救急災害医療対策委員会 JMATのあり方WG

JMAT携行資器材リスト ver.2.0

 

 

コンセプト
i.東日本大震災のように設備・機材が全くない場所での診療を想定
ii.個々の医師会や一般の医療機関(病院・診療所)による調達の可否、容易さなどを考慮
 本リストに掲載されている資器材がすぐに準備できない場合は、携行しなくてよい。
iii.被災地外の地域から派遣される「支援JMAT」を想定
iv.はじめてJMATとして現場に行くチーム(先発)を想定(先に到着したチームがない、または資器材を残していかなった場合)。後継チームについては、被災地医師会、JMAT先遣隊・統括JMAT、先発チームなどからの情報・報告を基に判断。
v.通信が復旧し、避難所から携帯電話などで緊急の連絡や相談ができる状況を想定。
vi.このようなことが不可能な場合は、資器材の種類を追加するなどの対応を行う。

 

想定される患者
i.災害超急性期を過ぎて、避難所に重症患者がいない時期を想定。
ii.軽い捻挫や打撲など軽症の外傷に対応することを想定。
iii.避難所で急変した場合、救急車が到着するまでに蘇生対応ができる想定。

 

◆JMAT携行資器材リスト(全体版)⇒

 

携行資器材リスト一覧

  1. 医療資器材セット
  2. 医療機器・関連機材セット
  3. 女性緊急時対応セット
  4. 簡易検査関係
  5. 緊急用薬剤
  6. 個人装備、避難所啓発、ロジスティックス用セット
  7. (参考)検案のための災害携行品リスト

今回の改訂にあたり、「JMAT要綱」の中の「2.活動内容」に「(5)被災地での検視・検案支援(可能な場合のみ)」があり、検視・検案についても携行資器材についてリストを整備すべきとの考えのもと、アドバイザーのご意見を頂きながら当該部分の作成を行っていただいた。
詳細は「7.(参考)検案のための災害携行品リスト」を参照いただきたい。

携行医薬品リストについては以下をを参照
JMAT携行医薬品リストについて

 

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◆お問い合わせ先
日本医師会 地域医療課 TEL:03-3946-2121(代)